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……よし、脳内からバイクでお帰り頂けた。
話を戻そう。本来の流れに。
「魔法が使えない事は気にせず的に特攻を仕掛けるトンデモ魔法使い」──
―――――――――
魔族との戦争の最前線、拮抗する情勢に、国は様々な組織に協力を要請。
そして魔法協会から凄腕の魔法使いが派遣された……ハズなのだが。
派遣された彼、いきなり敵陣に乗り込んだと思うと、手にした杖でばっさばっさと魔族共をなぎ倒していったのだ!
彼は魔法協会「大魔法使い」の息子なのだが……
父とは違い、彼には魔法の才能が全くなかった。
しかしとある理由で魔法協会に名前を登録してなければ不都合で。
魔法が使えないのでコンプレックスに塞ぎ込んでたのだが……
ある人の「だらしねぇな」の一言でふっきれた彼は、魔法を諦めて。
棒♂術を習った彼は杖で敵をぶん殴るような、パワフル魔法使いになったらしい。
―――――――――
おいちょっと待て、兄貴が帰還しやがった。
途中まで上手くいってたのに、畜生……ちくしょー!
<歪みねぇな>
─③につづく?─
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