First Prologue
2/15
読書設定
目次
前へ
/
45ページ
次へ
……おっかしいなぁ。 俺は今、まだ見慣れない真っ白い門を睨んでいる。 目の前にそびえ立つそれは、城壁のような出で立ちをしていて。 『第四十八回 平成二十Ⅹ年 奥関(おうせき)高等学校 入学式』 門の脇には、極太の黒のゴシック体でそう書かれていた。 …うん、間違いないな。 少し安堵を込め、浅いため息。 でも、こんな時なのに、いったい何であんなことが――。
/
45ページ
最初のコメントを投稿しよう!
6人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
9(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!