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『佳代!聞いて!!あのね~』
ひなの彼氏の愚痴が始まった。
でも何だかんだ言ってひなとひなの彼氏は仲良しだ。
『ひぃな。でも何だかんだ言って彼氏さんの事好きでしょう?』
そう言うとひなはぶすっとして、
『まぁそうだけどっ!』
と顔を赤くした。
『佳代!』
声がしたから振り向くと…隼人が教室のドアにもたれ掛かっていた。
『隼人!どうしたの?』
『悪い。今日の放課後、先生に呼ばれて少し遅くなりそうなんだ。』
『え?そうなんだ…じゃあ、待ってていい?』
『ああ。』
『アイスはまた明日!』
『そうだな。』
『食べたいアイス、決めておくね♪』
『そうだな。あ、そういえば今日お前んちの叔母さんと叔父さんいないんだよな。』
『うん。そうだよ。』
『うちに来いよ。』
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