324人が本棚に入れています
本棚に追加
/472ページ
「まぁ…上がれよ」
耶鉈を中に入れて自分はさっさと中に入り椅子に座る。
『優斗!!“汚ぇぞ!!またお前は!…人間か………”
鼬は普通の奴には見えないが………。
「あの…その子は?」
やはり…見えるか……まぁどうでもいい。
「拾った」
「拾ったって…物じゃないんですから」
“くくく…お前捨てられたのか”
鼬は笑いながらアズサを馬鹿にしたように笑う。
『ぅ…優斗』
はぁ…邪魔臭い。
アズサは俺の腹に絡み付く。
「引っ付くな」
アズサを剥がす…また引っ付く……。
もぅ…いいや…。
「優斗さん…なんか食べましたか?」
俺…なんか食べたっけ?
最初のコメントを投稿しよう!