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アズサは慌てて立ち上がり俺の足に纏わりつく…。
「歩けないだろ」
『じゃあ抱っこ!』
あ~~~もう。
アズサを抱き上げ台所に行く。
『へへ!…何で優斗はカラーコンタクト付けるの?綺麗なのに…』
何で………か。
アズサを椅子の上に下ろし…料理をする……。
〈お前…鏡見た事あんのか?そんな目…した奴なんていない……〉
〈あの子とは遊んじゃ駄目!〉
はぁ…グラ……。
また立ち眩みか…最近多いな……。
『優斗…?』
お皿に野菜スープを入れてアズサの前に置いた。
『わ~。旨そう!頂きます!』
目を隠すのは…当たり前なんだ…。
『優斗…!美味しいよ?』
アズサは笑顔で野菜スープを頬張る。
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