始まり.

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初めて声をかけてくれた女の子は、亜実っていって、 栗色の髪をゆるくカールして、メイクもばっちり。 引き込まれちゃいそうな目が印象的で、 かわいい女の子だった。 亜実『よろしくねーっ!! あたしあみっ! 名前はっ!?』 亜実は、全ての言葉に【っ】を付けてて、 元気な子。 あたしはそのハイぶりにすこし笑いながら、 姫奈『あたしは姫奈だよ~! こちらこそよろしくねっ!』 って返した。 これが、亜実とあたしの出逢い★ 亜実『アド交換しよ~っ★』 亜実の提案であたしたちはアド交換をした。 担任の挨拶が終わり、この日はすぐ下校。 運良く亜実とは二つ駅が違うだけで、一緒に帰った。 駅前の喫茶店で少しお茶をし、 亜実『今日メールするねっ★』 の一言で亜実とあたしはバイバイした。  
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