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「17歳の誕生日おめでとう、香菜」
家族からの歓迎をもらい無事に誕生日を迎えることが出来ました。
私の名前は香菜。分かると思うけど、今年で17歳になります。
勉強も料理も並にできる人間です。
「これお父さんからのプレゼントだよ」
手渡されたのは不思議な光を放つ石が1つ鉄で出来た型に埋め込んであるだけの簡素なペンダントだった。
「ありがとう!大切にするね」
とは言ったものの………。
このペンダント全く持って可愛くない…!!
誕生パーティーらしきものが終わり、自分の部屋で今日貰ったペンダントを見つめる。
「…まぁ、せっかくくれたんだし……」
とりあえず首にかけてみる。
すると石がいきなり光だし、眩しくて目をつむる。
「…え?」
目を開けるとそこには小さな妖精が私の目の前を浮遊していた。
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