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焼いている網の前は暑そうなので、入ってすぐの席に座る事にした
空調は効いていたが、それとは別に扇風機も取り付けられている
人が多くなれば空調だけでは追いつかないのだろう…
壁に貼られたメニューを見ていると、店長がおしぼりを出してきた
「何にします?」
『生ビールの“中”を三つ貰える』
光弘がすぐにビールを頼んだ
訊くまでもない、そんな感じだ…
注文を済ますと光弘は、料理のメニューを眺め始めた…
『どれがお勧めなんだ、ヤン?』
「どれもお勧めだわ。あれこれ頼んでみるだ、どれも旨いだけん」
少しすると
「はい、お待ちどうさん。生ビール三つね」
俺達の前にビールが置かれた
三人でジョッキを軽く合わせ、ビールを飲む
冷えたビールは旨い!
ジョッキも冷やしていたのだろう、うっすら凍っている
喉の渇きを癒すように“ゴクゴク”と飲みジョッキを置いた…
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