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学校に着いたのは良いが………ただいまの授業は六時間目の数学だった。
はぁ~災厄だ
俺は心の中でも呟きならがドアを開けた。
ガラガラァー
静まり返っていた教室に響く不協和音。
当然クラス全員が此方を見る。そして教師の冷たい眼差しが俺に止めを指した。
こんな冷たい目で見られたら俺は限界です!!
「どうした?こんな時間に登校とは?」
教師は笑いながら俺に言った。せ、先生目が笑ってません!!「だ、だって学校からここまで二時間かかるんですよ!」
「それがどうした?遅刻は遅刻だ!!」
もっともです
「す、すいません」
俺が住んでいるところは山の近くで学校に登校するのに二時間もかかる。
なぜ山の近くかと言うと俺の家は林業をやっているからだ。
先生としばらく遅刻の理由に話していたら授業の終わりを告げるチャイムがなった。
「ち、今日はここまでにしてやるよ。次は覚えとけよ」
え、それは教師が言うことか!?
まぁなんだかんだ言って学校は終わった。
てか今日なんもしてな!!!
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