始まりのきっかけ

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昼頃… ギルド 氷 「やぁ、テイルもう帰ってきてたのか」 テイル 「うん、とりあえず少し出かけてた、だけだからな」 ダラク 「そう言えば今日のギルド新聞は?」 テイル 「ああ、上の技巧魔神さんが持ってると思うぞ。おーい技巧魔神さーん新聞こっちにー」 上を見上げると年上である 技巧魔神の姿が。 彼の歳は23歳 男性のハーフエルフである いつも片耳にヘッドホンを付けているが、何を聞いているのかは誰も知らない 話を作るのが上手く作家をしている 彼にとってペンと新聞とヘッドホンと情熱は大切な武器である また、ほとんど戦闘には出かけないが 情熱による火の魔法を使える……らしい 技巧魔神 「ん、なんか面白い情報あったかい」 そういいながら新聞上から投げる その新聞を取り上げたあと一言 テイル 「ああ…一応の情報だが、国王と王女の娘は本当のようだよ」 技巧魔神 「ふーん、じゃあ、その記事はほぼ確定か」 テイル 「ん…?なんか今日の記事、書いてあるのか?」 テイルは記事を見る それを氷とダラクも覗き込む [隠し子である姫] この国の跡継ぎとなる者が今までいないとされていたが最近、とある人物の証言により隠し子がいる事が判明した。 歳は10代であるという証言だが詳しい事は分かっていないだが、近々全国民に公表するのではないかとも言われている テイル 「ふーん、じゃあ今日のはやっぱり…」 氷 「ん?」 テイル 「あ、いやこっちの話」 ダラク 「あ…この記事は」
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