氷と水香

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テイル 「おーい、依頼済ませてきたぞー」 ダラク 「おつかれー」 テイル 「…であいつらは?」 ダラク 「帰っていったよー、背負いながら」 テイル 「ふう…あいつがまさかあそこまで、シスコ…妹想いだったとは…」 あの後…。 テイル 「と、とにかくお前の妹運んでやらなきゃ!ダラク頼む!」 氷 「いや、俺が運ぶ!」 ダラク 「大丈夫か?」 氷 「っというより、妹に指一本でも触れたら……どうなるか…分かってるよね?」 テイル・ダラク 「……………(汗)」 氷はその女の子を背負いすぐそこの泉へと向かう テイル達はその間に不意打ちが来ないかだけ確認する そして急いで氷は女の子に水を飲ませる… 氷 「良かった…一応落ち着いたみたい」 テイル 「ああ、何とかなったな。さて、もう少しここにいた方がいいだろう。 とりあえず説明してもらおうか……。」 氷 「何を?」 テイル 「[何を?]って…その妹さんの事だよ。」 氷 「えっと…妹の名前は雪華 水香(ゆきはな すいか)僕の……義妹だよ…」 テイル 「義妹?実の妹じゃないのか?」 氷 「うん、水香には、僕が8歳のころに城の近くで出会ったんだ…」
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