氷と水香

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(10年前城の近くの小さな湖) 氷 「アハハ!」 僕は鳥たちと湖であそんでいたんだ、そしたら女の子泣いてて… 水香 「うっ…ひっぐ…」 氷 「君…大丈夫?」 水香 「足…怪我した…」 よく見たら右膝をすりむいていたんだ… 氷 「あ、大変だ!えっと…水で消毒しなきゃ!」 僕は水香に手を貸してあげて湖の近くまで行ったんだ そしてそこの湖の水を手ですくって何度もかけてあげたら その女の子の傷はすぐに塞がったんだ…… 氷 「すごい…」 水香 「ありがとう!お兄ちゃん!私、水香!君は?」 氷 「え?あ、僕は氷って言うんだ!」 水香 「氷お兄ちゃん!またここに来てくれる?そしたら一緒にあそぼ!」 氷 「え?」 水香 「これは氷お兄ちゃんと私だけの秘密でね!」 氷 「うん!いいよ!」 それから僕はよく湖に行って水香と遊んでいたんだ 追いかけっこしたり、花と戯れたり… 一番の友達になった。それで、5年がたった……
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