氷と水香

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テイル 「本の力だな」 水香 「なぜ、本の事を?」 テイル (まず…城に侵入された事がばれちまう…) 「勘だよ勘。そういうものは確実に本が関わってくるって…」 ウンディーネ 「まだ、その書物残っていたのですね。その書物は昔、一度自分達が召喚されたときに書いたものです。その書物には、召喚できる者のみが読める文字が書いてあるのです」 テイル (じゃあ、俺は風の神霊を呼び覚ます事が出来るってわけか) 「で、あなたたちを呼んだらなにか、事態は変わるのか?」 ウンディーネ 「変わる事はないかもしれませんが貴方がたの補助はできると思います。 まずそのためには、この世界で何が起こっているのか調べなくてはいけません。 何があったのかよく調べた上で貴方たちでなにができるのか考えて下さい。」 テイル 「とりあえず…力になってくれるだけってことね」 氷 「そして…原因が何か分からないけど世界が危機になりかけてるっと」 ウンディーネ 「彼女だけではまだ力は足りません。なので、あなた方三人に協力してほしいのですが…よろしいでしょうか?」 水香 「え、ちょっとウンディーネ!?」 ウンディーネ 「彼女は人見知りがすこしあるようで…一人で突っ走りがちなのです。なので皆様の手を貸してほしいのです」 氷 「もちろん!だって水香は妹だもの!」 ダラク 「一応、二人が協力するなら僕もするけど…」 テイル 「決まりだな(あの本やウンディーネが言っていることが本当なら、嫌でも俺は関わってくるのだろうし)」 ウンディーネ 「ありがとうございます。しかし、力を貸せるのはたまにだけですので。その辺はご理解ください。では私は休ませていただきます」 そう言うとウンディーネは再び水香の指輪の中へと消えていった…
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