嘘の秘密

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ジリリリリリ・・・ 男「・・・う~ん」 ジリリリリリ・・・ガチャッ! ロリ「おっはようございま~すなのですよ!」 男「・・・・」 ・・・結局、昨夜は大変だった。 出ていかせようにも夜中だったし、しまいには泣きつかれてしまった・・・ 「僕のこと・・・そんなにきらいなのですかぁ・・・」 小動物のような潤んだ瞳は反則だ。 とりあえず今日も学校があるので昨日は早々寝ることにした。 ・・・もちろん別々だぞっ! ロリ「男さん起きてくださいっ! 朝ごはんがもうすぐできるのですよ。」 男「・・・お前、料理できるの?」 ロリ「あったりまえなのですっ! 料理、洗濯なんでも申しつけてください!」 男「・・・あのさ、さっきから焦げ臭い匂いと黒い煙がハンパじゃないんだけど」 ロリ「・・・え?」 モクモクモク・・・ ロリ「・・・あーっ! た、大変なのですよ~っ!!」 男「・・・・」 ~~~ 食卓にはどんだけ消しゴム使えばこんなに出るんですかってぐらいの消し屑が丁寧に皿に乗せられ、 ドロドロのご飯が入った茶碗と一緒に出てきた・・ 男「・・・・」 ロリ「・・・ご・・ごめんなさい、失敗しちゃいました・・」 彼女は持っていたおぼんで顔を半分隠しながら申し訳なさそうに謝った・・・ 男「・・・お前、指から血が出てるぞ」 ロリ「・・・えっ? ・・あっ、これぐらいなら舐めとけば大丈夫なのですよ!」 男「・・・ちょっと待ってろ、今救急箱取ってくる」 ロリ「・・・あっ、あの・・その・・大丈夫で・・」 俺は押し入れにしまっていた救急箱から絆創膏を取り出すと、彼女の指に貼ってやる・・・ よく見ると数カ所やけどもしていたのでついでにその手当てもしてやった。 男「火傷にはアロエが効くんだ、 ちょうど隣に住んでる人がアロエ育ててたからラッキーだったな」←勝手に取った ロリ「・・・・」 男「・・・もしかしてまだどっか痛いのか?」 ロリ「・・ち、違うのですっ! ・・・あの・・・ごめんなさい・・」 男「・・・・」 ロリ「・・・僕・・男さんの役に立ちたくて・・・ ・・でも・・・迷惑ばっかりかけて・・・」ポロポロ 男「・・・・」 ロリ「・・・やっぱり・・・・・・僕・・ここを・・・」グスッ
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