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天気は晴天なり-
しかしそんなことを気にする余裕は無く、俺はまだをパンくわえながら通学路を一心不乱に走っていた。
時間が時間なだけに、通学路には生徒らしき人は1人もいない・・・。
男「ひふぉふふる~(遅刻する~)」
俺は学園の通学路で最後となるコーナーを勢いよく曲がろうとした・・・
?「ち、ちこく~!」ダダッ
男「うわっ!!!」
?「えっ・・」
ドガッ
俺は見事に十字路を走って出てきた女の子にぶつかった。
くわえていたパンがひらりと宙を待って放物線を描く・・・
男「・・いてて、
・・あの・・すいません怪我は・・・ってうわ!!」
?「・・・・あ、はい。
大丈夫で・・」
俺の目の前には女の子のスカートが豪快にめくれており、つい目線が・・・
男「し・・・しましま・・・//」(水色縞
?「・・・///」プルプル
男「・・・え?」
?「なに見てんのよ//このへんたぁーーい!!」
男「グホッ」ドゴッ
見事な中段キックが俺のみぞおちにクリーンヒットした。
?「マジ信じらんない//
そこでずっと寝てればいいのよ!!」
そう言い残すと女はそそくさと学園へと歩いていった・・・
男「・・・不幸だ」
道端には俺とパンだけがむなしく地面に転がっていた。
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