3人が本棚に入れています
本棚に追加
『キンコーンカンコーン・・・』
男「ギ・・ギリギリセーフ」
俺は自分の席の上に突っ伏した・・・
いつまでもあそこで伸びている訳にもいかずなんとかここまで気合で歩いて来れた。
?「男ちゃん、おはよう!」
男「・・・ん?・・ああデレか、おはよう。」
デレ「・・どうしたの、顔色悪いよ?」
こいつの名前はデレ。
俺の幼なじみで小中高と同じ学校に通っている。
友達からの情報では案外モテてるらしいが彼氏がいるような形跡はない。
吹奏楽部所属。
男「・・・1日分の体力を一気に使ったんだからそら疲れるわな」
デレ「・・・?」
男友「おーっす男!
何朝からシケた面してんだよ」
この馬鹿っぽい茶髪は俺の親友であり悪友だ。
いいやつなんだが女の子の事となると人が変わる・・
ついでに帰宅部な。
男友「・・今どっかで俺の悪口が聞こえたような」
男「気のせいだろ」
男友「しかしデレちゃんはいつ見てもキュートだねぇ♪」
デレ「・・えっ?//
そ、そんなことないよぉ・・」
男友「そんだけかわいいのになんで彼氏の1人や2人いないのかが不思議なくらいだぜ・・
そういうの興味ないとか?」
デレ「・・そ、そういうわけじゃ//」チラ・・
男「・・・・」
男友「まあいいや。
実は今日ビッグニュースがあるからあんたらに伝えに来たのさ」
男「・・・ビッグニュース?」
最初のコメントを投稿しよう!