3人が本棚に入れています
本棚に追加
カツカツ・・・
男「・・なっ!」
ザワザワ・・・
生徒A『・・うぉぉぉ来た美少女!』
生徒B『か、かわい~♪』
生徒C『そうか、俺は彼女に出会うために生まれて来たんだ』
長いツインテールの美少女が入って来たと同時に男子勢から歓声に近いどよめきが起こる・・
彼女は表情をぴくりとも変えずに教卓までやって来るとすぐさま自己紹介を始めた。
ツン「ツンです、宜しくお願いします 。」
先生「彼女は御両親の転勤都合により急遽この学園に転入することになりました。
みんな仲良くしてあげるように!」
男『・・・あいつ今朝ぶつかった・・
・・ここの転校生だったのか』
先生「それじゃあツンさんの席は・・
男君の隣ね」
男「なにっ!?」
ツン「・・・男君?」
先生「ほら、あの一番窓際の後ろの席にいる子よ」
ツン「・・・?
・・あ''ぁーっ!!」
男「・・よ、よう」
ツン「け、今朝の変態 ・・
なんであんたがここにいるのよっ!!」
男「・・いや、俺ここの生徒だし」
いつのまにか教室内は沈黙に包まれていた・・
生徒全員の視線はもちろん俺と彼女に向けられている。
先生「・・あら、2人共知り合いなの?」
男「いや実は今朝偶然出会いまして ・・」
ツン「あれが偶然の出会いですって!?
あんたのせいで登校初日から遅刻しそうになったんだからねっ!!」
男「おれのせいかよっ!
だいたいあんなに飛ばして交差点入るなんて、もし車だったら死んでたぞ」
ツン「・・う、うるさいわねっ!
し・・しかもあんた転んだ時ご丁寧にもわたしのパン・・・」
先生『・・パン?』
生徒達『・・パン?』
ツン「・・・ぁ、ぁぅ//
・・パ・・・・パンダ!
・・そ・・そうっ、あんたのせいでお気に入りのパンダのキーホルダー落としちゃったんだからっ!!」
『し~~ん・・・』
男「・・・へ?」
ツン「・・・////」プルプル
ダダッ!
先生「あっ、ツンさんどこ行くのっ!?」
男「待てよっ!!
・・あ、先生俺連れて来ますから」
先生「・・・え」
ダダダダダッ・・・
先生「・・行っちゃった」
男友「どうなってんだぁ?」
デレ「・・・男君」
最初のコメントを投稿しよう!