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「はぁ、はぁ、はぁ…」
駆ける少女
その背後には多大な数のオークと呼ばれるモンスター
「ブギャー!!!」
オークは叫ぶ
それに答えるように近くにいたであろう仲間が
次々と合流する
少女は、必死に駆ける
『早くダンジョンを抜けなくちゃ』
そう考え彼女は走り続け
疲れている足にさらに力を込める…
森の中を走り続け
ついに樹々が少しずつ空け始める
『もうちょっと…』
樹々が空け広い草原が広がり、500mほど先に石の台座が
『あれに乗れば町に帰れる…!』
しかし
もう少しの所で悲劇が襲いかかる
バッ、ドシャッ
少女は台座の300m前で激しく転倒してしまった…
「っつ~!そんな、あとちょっとなのに…」
転んでしまった彼女はオークに囲まれてしまった…
オークの数は数十体
「ブギャー!」
周りのオークが持ってる槍を振り上げた瞬間
銀色の一閃が全てのオークを斬り捨てた
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