第2章 Prelude~序曲~

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アル)なんだよ、ただのアリじゃねえか。 ジャン)アリいや゙あああぁぁ! アル)アリのどこが嫌なんだよ…こんなの踏みつけておけば…… アリに足が迫るその時だった。 ジャン)手を出すな! アル)はぁ? ジャン)これはおいらの問題だ… アル)意味分からん。 ジャン)そいつはおいらに殺らせてくれ…これは運命の戦いなんだ… アル)なんの運命だよ… ジャン)とにかく、アルは手を出すなよ! アル)はいはい… ジャン)これから始まる旅のためにも…… アル)勝手に旅が始まってるよ…はぁ。 運命の戦い ジャンvsアリ。 鋭い目付きでアリを睨み付けるジャン。 何も分からずにひたすら地面を歩き回るアリ。 2人…いや、1人と1匹が夕陽に染まる… その沈む夕陽もまた運命を表すかのように… いま、運命の戦いが始まる…
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