君と僕

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この世界が此処にあるとすれば、その反対側には何が存在しているのだろうか。此処では非現実として考えられている事柄が、反対側では当たり前の様に行われている。此方の住人が彼方の世界に入って来られない様に、操作されているとしたら。 魔術を恐れた人間達は、彼等を追い出してしまった。自分と異なるモノを排除して、安息を得たのであった。 彼等はどこへ行ってしまったのか。 そこには狂った世界が存在していた。 これはそんな世界に住む彼等のお伽話である。 1人の門番の少年と1人の魔女のお話。
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