新生剣道部

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武道場に着くと顧問と女子二人はすでにいた。 高井「お前ら遅いぞ、早く来い」 和弥(二人のクラスが終わるの早いんだよ。) そう思っても言えない今日この頃。無駄に口答えすると練習のとき悲惨なことになるんだもーん。 高井はいつになく真面目な顔になって続ける。 高井「今日は突然だけどミーティングをします。 まぁすぐ終わるから聞いとけ」 和弥「ミーティング?」 高井「そう。 今年さ、1年生入ってこなかったろ? だから人数少ないからさ、とりあえず勧誘活動を積極的に行なってもらいたいわけ。」 確かに、団体戦にも出られない人数だと練習時に武道場がガランとしてて寂しい。 高井「それにさ、来年も新入生が入ってこないことにでもなったら、剣道部で活動できなくて、最悪廃部になるかもよ」 和弥「それはそれはどうでも・・・」 ボカッ! 喋ってる途中で殴られた。殴ったのは女子部員だ。女子がグーパンチすんなよな。
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