165人が本棚に入れています
本棚に追加
今マジで、猛ダッシュしてます!
葵長官一人でも、マジ怖い←(罪の一つ2つでっち上げられそう)挙げ句、超ヤバヤバ桃仙人に目を付けられちゃマズい!!
彩雲国物語最終刊まで読んでりゃ~
わかるよね~。
マジ怖い…
とにかく、宮城から出なきゃ!!
しかし、ここはどこだ?!
宮城広すぎ~!!
うわっ!!!!!
思いっきり、ぶつかった!相手を確認すると
まさに、逃げ出した原因の
桃仙人じゃないか!!!
なっ!!なぜにここにいる?
瞬間移動か!!
焦る私を見ながら、ニコニコ笑顔の桃仙人こと晏樹様
『漣歌姫…はい、忘れ物だよ。』
どこから、出したか
私の手のひらに桃を乗せた…。
…………。
この桃は、頂いたら最後
奈落の底に、まっしぐら。愉快痛快不愉快ライフへ有無を言わせずご案内
迷惑極まりないな桃じゃないか!?
『いりません!熨斗つけてお返しします!!!
それは!!私の忘れ物とはいえません!!
晏樹様の持ち物でしょう!!』
とっさに、晏樹様イヤイヤ桃仙人に突っ返した。
『あれ、桃はキライ?』
意外そうな顔をした、桃仙人
気づけば、私に腕を回して
指先で、顎を持ち上げてる…。
顔が!!目の前にある!!
ムカつく事に💢顔は良いし、お色気は溢れてるし…。
前世でも、現在でも起こった事ない状況に
私の体が、ボー〓っと熱くなって平熱より二、三度は間違いなく上がってるはずだ
顔は、きっと真っ赤に決まってるし
私の思考回路は、間違いなくショート寸前…。
ヤバい……。
『晏樹、貴様何をしてるだ…。
場所をわきまえろ』
地獄の番人さながらの怖い声に、なんとか帰って来た
私の理性と思考回路は、声の主にピキッときた!!
おい💢!!
問題は、場所なのか!?
宮城じゃなきゃ、良いって言うのか!?
純真無垢な乙女が、桃仙人に、悪の道に引き吊り込まれそいなのが問題じゃないのか!?
不服丸出し顔で、睨みつけてやると
もとより、逃げ出す前より、かな~り数倍は不機嫌な…葵長官に
睨まれた…!!
地獄に仏…イヤイヤ鬼畜長官だ
とにかく、桃仙人から解放及び桃の返還が先だから
『晏樹様離して下さい!!
それから!!桃の押し売りは、いけません!持って帰って下さい!!』
仕方ないなぁ~ってな感じで桃仙人は、私を解放してくれた。
疲れた…
とにかく、ここから帰ってゆっくりしたい…
服も着替えたいし…
『あの~、そろそろ私はお暇します。
さようなら!』
逃げ…!!られるわけない…か…。
最初のコメントを投稿しよう!