出会い

2/3
前へ
/22ページ
次へ
私の名前は桜川沙織(さくらがわ さおり)桜舞う4月今日からこの華桜高校に通うことになっている。 どんな子がいるんだろうか。でもこの学校生活絶対楽しく過ごしてやるんだから🎵 ブワッ 凄い風…ってあれ?私の帽子っどこに行っちゃったの? 「あっ…あった」 私の帽子は風に飛ばされ高い木の枝に引っかかっていた。 「どうしよう。こんなに高いところ届かないし…私木登りなんてしたこともないし…」 その時だった。私の王子様が私を助けてくれたのは。 「どうかなさいましたか?お困りのようならお手をお貸しいたしましょうか?」 その人はとても優しく微笑みながら私に話しかけてきた。 私が事情を説明すると彼は素早く木にのぼり、ひっかかっていた帽子を取って私に手渡してくれた。 私は正直彼に一目惚れしてしまった。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加