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けどゼリーか、いいかも。寒いけど常温で置いとけば食いやすいし。
「如月ゼリー好き?」
「え?まああんま食わないけど」
「了解ー」
んじゃデカいのはやめて、大人っぽいのか…うし、決めた。
「じゃ、俺買い物行ってくるわ」
「決めたのか?」
「うん。あ、如月も来る?」
「俺はいいよ」
言いながら目を擦る如月。
もしかしてあんま寝てない?
「じゃ寝てる?俺の部屋使っていいよ」
「へ?」
「は?」
「藤井はこれから部活だし、静かになって寝やすいでしょ?まあ干せなかったからちょっとにおうかもしれないけど」
「いやいいよ」
「寝不足は健康の敵。いいから寝なさい」
「おい森…!」
「じゃ行ってきまーす」
藤井が何か言いかけてましたが出ちゃいました。
だって顔怖かったし。これ以上殴られたくない。
如月も慌てたけど別に遠慮することないのになー優しいんだから。
さって行くか。
携帯と財布を確認して俺は部屋を後にした。
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