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多少身動ぎしたものの如月は全く起きる気配がない。
掴まれている手を解くのも気がひけて俺はシーツを手繰り寄せた。
そのまま如月にかけてやると静かな寝息がよく聞こえた。あ、頭までかぶせてないよー?肩までです。
まあ俺は上半身てか胸から上寒いけど、大丈夫でしょ!子供は風の子っていうし!使い方違うとか気にしたら負けだ!!
シーツを被せ再度背中に手を回し叩いてやればギュッと身体を寄せてくる如月。
ちょっと可愛いよこの子ほんと可愛いもう弟にな・ら・な・い・か?
PiPiPi…
ヤバイテンションになりつつあった俺は着信音で我にかえった。
携帯を見れば✉が来ていて、内容を見て吹き出してしまった。
───
送信:明さん
題名:ご馳走さま☆
:ゼリーありがとね!
とっても美味しかったわ
(≧ω≦)
ダーリンも美味しいって
たくさん食べたのよ?
あの人甘いもの苦手なの
に。森ちゃんのお菓子ま
た食べたいって☆
まったく、妬いちゃうわ
( ̄^ ̄#)ツーン
あの馬鹿はあたしとダー
リンでこらしめたから安
心してね\(^O^)/
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