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まさかの呼び出しに狼狽えつつ俺は教室を出た。 あ、チャイム鳴ってる… これどうなんのかな俺公欠扱いになんのかな?それともサボり? なんて現実逃避しちゃう。だってこわいんだよ!! 教室を出る時に心配してくれた如月と藤井の顔を思い出す。速水ははやく行けと二人の後ろから手振ってました。なんだよそこまですんなよなもう! PiPiPi… ん? うなだれる俺のポケットからいつもの電子音が鳴り響く。 そのメールは知らないアドレスで、要点だけ述べた簡素なメールだった。 ───  送信:***  題名:ST    :生徒会室には廊下を通ら     ず行け     親衛隊が待ち伏せしてる ─── ……… え、なにこのメール? 待ち伏せって、つか、誰?これ? 新手の広告メールとも思ったが本文にはリンク貼ってないし。 それにこんなタイムリーな指摘しないだろ。 俺の知り合い?アド変えたとか。 けど教えてるのなんか両手で足りるしその中の誰もこんな文打たないし… 「………」 俺は携帯を睨んだまま廊下を進んで行った。
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