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「……そういえばね、昨日、一樹からメールがあって、家を教えてくれっていうんだよ(笑)」
「え、なんで?!一樹くんって、薫のこと好きなの?!」
初耳の優子は、素っ頓狂な声を出した。
「まさかっ(笑)ありえない(笑)本当は、未彩と隼人も一緒に行くはずだったのに、急用が出来たらしくて、とか言ってたよ?」
一樹の優しさに感謝する。
でも、あの時薫に会っていたら、何か違っていたのかな?
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