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「──長くなるよ?図書館行けないよ?」 優子は驚いて私を見た。 「別に、無理に話してほしくて言ったんじゃないの!ごめん…」 私はふっ、と笑って 「こんな私の汚い過去を聞いてくれるんでしょう?」 「だから、話すから、……嫌いにならないで」 心の叫びは、小さな震える声に変わっていた。
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