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思うに、才能というものは相対的だ。
多くの人ができない何かを自分は当たり前のようにこなす。それは才能があるということになるし、逆に多くの人が出来る何かを自分はどうしても出来ない。それは才能がないということになる。
つまり、才能は不特定多数の他者と比較しなければ自覚することが出来ない。
そうなると才能の優劣が生まれる。出来る者、出来ない者に区別される。
だけど別に国語が出来なかろうが数学が出来なかろうが絵が下手くそでも音痴だって別段大きな問題とはされない。それを補う何かを持っているかどうかが大切なのだ。
しかし、ことコミュニケーション能力の欠如となれば話は別。
まるで異端者を見つけたかのように糾弾される。どうして周りと上手くやれないのか。出来損ない。根性なし。社会不適合とまで言われ、蔑まれ、見下される。
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