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『鎖鎌の忍』
そういわれていた。
私の仕事は徳川家光を私の命に代えてでも守り抜くこと。
私の使用している武器は、鎖鎌。
片方には鉄の塊がついていて、もう片方にはよく研いである鎌がついている。
主な攻撃は鉄のおもりで行い、鎌で最後のとどめをさす。
曲者は、そうやって殺してきた。この手で殺めてきた。
だから私には罰がくだったんだと思う……。
。*゚:*。°*☆°∴*。:
カッッッ。
『曲者ォォッ』
広い屋敷の中には女帝が
たくさんいる。
家光。私の主だ。
月詠みの篋(はこ)を狙ったと思われる。
『仕事を増やしおって……。全く…。忍。殺ってこい。』
……………またか。
鎖鎌を持っていこうとしたが、家光かとめた。
『木刀で十分だ。』
みぞおちを一突きすると、曲者は気絶した。
見た顔だった。
『殺せと命じられたなら、殺すしかないか。』
隠し持っていた爆竹で
開いての目を潰し、爆弾で葬り去った。
……………………………………………任務完了。
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