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明弘「…ったくいちいち細けぇんだよ」
「明弘!!」
明弘「はーい」
爺「配達だ」
明弘「はいはい」
爺「んで昨日はどうだった?」
明弘「うん、勝ったよ…」
爺「そうか、ならこれはお前のもんだ」
キーを貰う
爺「ケンメリをお前にやるって話だっただろ?」
明弘「そうだっけ?」
爺「まあ古いが…ワシが煮詰めた足だ、悪くわ無いだろう」
明弘「ああ、ありがとう…」
爺「もう入れてあるから配達頼んだぞ」
明弘「了解」
明弘はケンメリに乗り配達に行く
爺ちゃんは副業で牛乳配達をやっている
16歳の時から配達をしている
明弘「さてと…ここが峠か」
身体に染み付いた感覚が峠のリズムに動く
目的地に到着
牛乳を降ろして峠を下っていく
100km/hでユルいコーナーを曲がっていく
爺はこのコーナーは130km/hで曲がる
ついでにそこらのフツーのドライバーだったら60km/hぐらいだ
明弘「終わったよ」
爺「ご苦労さん、大学行くのか?」
明弘「朝は講義ないから昼から行く」
爺「そうかい、ワシは出てるから勝手に行けよ」
明弘「了解」
11時に目覚ましをセットして寝る
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