プロローグ

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明弘「はい、えーと確か…」 一「一(はじめ)だ、田中一」 明弘「昨日はどうも」 「電話があってね、昨日のケンメリが来ているってね」 一「コイツは参謀だ、まあ好きに読んでくれ」 明弘「はぁ…」 一「親父のコネで佐藤君のお爺さんにたどり着いてね、速い走り屋と戦いたかったんだ」 明弘「そうでしたか…」 一「今ウチのチームは散々になっている、昨日の敗けをきっかけにチームを離れる奴まで出てきた、朝から電話がなりっぱなしで困っている」 明弘「空気を読んで負けた方が良かったですか?」 一「まあどの道チームは散々になる、それは避けられんだろう…ディーラを作ろうと思うんだが…」 明弘「へー、んじゃオイル交換でもやって貰おうかな」 一「オイル交換をサービスするから1つ頼みを聞いてくれるかな」 明弘「え?」 一と明弘はケンメリに乗り走り出す 一「(凄いな…旧車とは思えないほどいいレスポンスだ、200馬力は出ているかな…ギアと足はこの峠に合わせてある、なに!?この区間を減速なしだと…ハンドルは切ったまんまだと…アクセルワークとクラッチで曲がってやがる)」 明弘は凄いテクを見せつける
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