プロローグ

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ーーーそして時は移り、2ヶ月後の秋。 「ふぁ~ぁ。」 大きなあくびをしているやつがいる。 「おっはよー。 なにでかいあくびしてんだよ!」 テンション高めの男がいきなり話しかけてきた。 「ぉわっっ!! …なんだ。空人(そらひと)かよ。 急にでけぇ声で話しかけてくんなよ。」 このテンションが高めの男が 【天上 空人(あまうえ そらひと)】。 この物語の主人公である。 「ごめ~ん。でもさ、昨日いいことあったんだ。」 と、空人は大きなあくびをした男に言った。大きなあくびをした男は 【鈴木 椿(すずき つばき)】 というらしい。 俺たちは福岡の中学に通っている。 つまり14歳というわけだ。
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