小林くん、就職する

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「うぅ…緊張してお腹痛くなってきた…」 閑静な住宅街に一際目立つ道場のような建物。そこには‘プロレスリング ガイア’と書かれた表札が大きく掲げられている。 誰がみてもプロレス団体の道場なのだろうと分かる建物の玄関先には‘プロレス’と言う言葉が似ても似つかない少年のような男が一人立ち尽くしている。 もう到着してから5分は経つだろうか。一向に動く気配がない。
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