5人が本棚に入れています
本棚に追加
レッドハート軍基地の一室にハート総帥、そして椅子に座っている男性が居た。
男性の名前は影宮 里桜、元傭兵で潜入や暗殺を得意とし今現在レッドハート軍入隊の面接を受けているところだ。
「君が今回の入隊希望者だな」
「コーホー」
「…………」
しばしの沈黙の後、里桜はマスクを取り外していないことに気が付きマスクを外した。
「すみません、外すの忘れてました。」
「う、うむ、今度からは気をつけてくれ。ところで話を戻すが君が入隊を希望した者だな?」
「はい、影宮里桜です、ここに来る前は傭兵業をしていました。それとこれ、俺の名刺です」
ハート総帥は里桜が渡した名刺に一旦目を通した。
「ふむ、元傭兵で潜入や暗殺を中心に活動していたのか…………ちなみにいつから傭兵業を?」
「確か14歳からですね」
(まあ、昔は貧乏だったからねウチ)
最初のコメントを投稿しよう!