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「そうか、ところで特技に気配を完全に消せるとあるんだが…………本当なのかね?」
「はい、気配を消す事は潜入や暗殺に必要なことですから、余裕ですね」
「ならやってみてくれるか?」
「わかりました」
里桜の返事を聞いたのと同時に総帥は里桜を見失った
否、存在を認識出来なくなった。
「まあ、こんな感じです」
そして総帥の後ろから声が聞こえたのと同時に里桜の存在が再び認識できるようになった。
「なっ!?……いつの間に?!」
「まあ、説明をすると、最初に気配を濃くして、次にいきなり気配を消します、すると気配のギャップで一瞬だけ存在を認識出来なくなるんです、そしてその一瞬で総帥の後ろに回り込みました」
里桜は今起きた事をハート総帥に説明し
「以上が今起きた現象の正体です」
椅子に座った。
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