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「よし...神木 竜二、中へ入れ!」
何やら、耳に着けているインカムが聞こえにくいのか、男は何度も耳に手をやりながら、こちらの入室を確認していった...
男に促され、目の前のドアノブに手をかけると、拒否権のない竜二は、恐る恐る部屋の中へと入っていく。
!!
なんだこの部屋...
見た瞬間に、身震いがした。
中に入ると、まず目にしたのはテーブルに置かれた二つのアイテム。
そしてその奥には、先に輪のついたロープが二本ほど上からぶら下がっていた。
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