いらっしゃい☕

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 その客は、水月に目線だけで挨拶すると、まっすぐに店の奥の空席に向かい、腰をおろした。  それを見たヤマトは、一瞬驚きの表情を見せると、不満たらたらな顔つきでヒミコの方を振り返った。  何事か言い出す前に、ヒミコは一睨みしてヤマトを黙らせると、席を立ち先ほど来た客の方へ行った。  客とヒミコは、声を低めて話し始めた。
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