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嫌だ嫌だ
私はまたあの夢を見てしまうんだ
何度も何度も叩かれるんだ
私は悪い子だから
勉強はしないし
家事も手伝わない
自分勝手でお荷物で
だから何度も叩かれるんだ
あの夢の中で
そしていつかきっと
棚の上で冷たくなっていた男のように
爬虫類みたいな肌をしたあの屍のように
私もいつか
冬の公園のベンチみたいに冷たくなって
動かなくなった両目に
二つの景色を映して
壊れたお人形みたいに
廃品回収を待つ時がくるんだ
でも
でもそうしたら私は
今までになく寛容になって
集まってくるハエやアブだって許せる
目ん玉をつっつくカラスだって許せる
そうしたら神さまだって
この不良品の私を
許してくれるかもしれない
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