ミルク

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        どこかで偶然にきみと出会えたら…、とか思ったり 身近できみと似たひとを見つけては目で追っていたり、とか。 この街にきてはそんなことしかなくて。 もう、探すのは疲れた。 ばかばかしい。 そうは思うのに、それでも切りなく繰り返す。 やっぱりきみへの想いには嘘をついてはいられない。 こんなに想いは溢れる一方なのだから。 大袈裟ではない、最愛は君なんだ。        
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