ミルク

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        きみとふたりで選んだこげ茶色のソファー、派手なマフラーや折れた傘さえも思い出が染み込んでいて もうかなりの時間が経ったから、強く懐かしむことはないのだけれど なんだか手放すことはできなくて。 あの夢の続きはどんなだろう? 見慣れたきみとの日々の夢の続きが見たくて…気になって。        
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