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またきみを思い出す。
少し伸びた睫毛にかかる前髪も、その髪をかきあげる手も。
紫色にネイルしたその爪さえも覚えている。
別れてからの一年間できみはどんな女性になったのだろうか。
きっとその間に、あの時よりももっと綺麗になっていて…
僕の知らないきみを一つ、また一つと考える度に
きみと別れてからの一年という月日をただ、悔やんだ。
もし今もまだきみと付き合っていたら知らないきみなんて存在しなかったのに。
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