紫陽花

6/10
前へ
/127ページ
次へ
        きみを一目みたくて でもやっぱりきみに会うのはまだ怖くて また今日も朝早くにこの道を一人で歩く。 この道のこの先にきみの家があって 向こうからきみの姿が現れるんじゃないか、と。 そんな日々を繰り返していたある朝 きみとの再会だった。        
/127ページ

最初のコメントを投稿しよう!

76人が本棚に入れています
本棚に追加