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きっとあなたが別れを決断した理由は幾つもあったのだろう
悪いのは私の方。
そう割りきっていたつもりなのに、かなりの数のため息をついてしまう。
日が沈んできて、そろそろ薄暗くなってきた。
久留米駅から傘をさした人々が傾れ込み、人波も多くなる。
私はそれでも帰ろうとはせず、まだ立ちすくみあの時のことを考えている。
夜がきて街が騒がしくなってきた。
今夜はクリスマスの前夜だからだ。
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