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思いっきり緊張した面もちでガキ(後に宮崎コウヘイと判明)がこっちを見て
「すみません」
頭を下げた。
もう一人(後に浅井カズヤと判明)にわしは命令した。
「早瀬呼べや」
浅井は携帯で早瀬に連絡を取り始めそれが奴らが犯人一味である事を証明している。
わしは宮崎から始める事にした。
顔面にワンツーパンチを入れながら水銀灯へ宮崎を誘導する。
水銀灯を背にした時宮崎は反動を逃がす事が出来ない。
反動は全て顔面と後頭部と水銀灯に吸収され宮崎は話す事もままならず崩れ落ちた。
『もうちょいか…』
歩道に転がった宮崎の後頭部のみピンポイントキックを繰り返す。
『コレおもろいやないけ(笑)』
浅井は携帯片手に距離を取り始めた。
『逃げるつもりやな…』
「コラ!金髪!お前もや!優しくしたるからコッチ来いや」
「はい」携帯を閉じながら歩き始めた
「走らんかい!!」
走り始めた浅井をわしの右がカウンターを狙う。
『よっしゃ!力石みたいにカウンター決めたろ(笑)』
………。
わしの右ストレートは浅井の左耳をかすった。
『むずいな…』
そのまま右腕を浅井の首に廻してパチキ(頭突き)を放り込んだ。
わしはパチキで負けた事がない。
その流れで浅井を倒した。
後はひたすらサッカーごっこ。
フォォ~…
早瀬の登場で浅井は全治3週間で治まった。
バイクが入ってきた
ピンクの400cc…
やっぱ追う者と追われる者では追う者の方が強い。
目の前に停車した瞬間わしは早瀬が降りた右側と反対の左側を蹴った。
早瀬は両手でピンクのFXを支えながら絶句していた。
「ほれ、もう一丁」
400ccのバイクの下でもがく早瀬
標的ロックオン!
「おい!他のモンはどないしたんじゃ!!全員呼び出せや!」
ここで初めて早瀬がまともな回答をした
「頭はオレら3人です。勘弁して下さい…」
『やっとまともな回答やな…でも30点やな。わしやったら全員呼んで1対10ぐらいで絶対勝てる様にする。』
「やっぱ30点や」
早瀬はバイクを起こそうとしている。
「お前アホか!ギャハハハ!!!!!!!」
また一蹴りでバイクの下敷きになりそうな早瀬
わしは早瀬の髪の毛を鷲掴みにしてそのままアスファルトに後頭部をひたすら打ち付け頭蓋骨が見えるまでアスファルトで人間すり下ろししたろ。
大根おろしみたいに(笑)
早瀬は泣きながら命乞いを始め宮崎はフラフラと立ち上がり浅井は既に茫然自失状態…
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