【REINBREAKERZ】

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第一話【酸性雨】 『ザァァァァァ!!』 1日中、【悪魔の雨】が降り続ける町。 【レイクシティ】 かつて、この町は、【豊富な水】を保有し、【家族】であふれていた。 だが、水を巡り、諸国と争い、水源が枯渇し、街が滅んだ。 『ウィィィン!ガシャン!!』 「オイ!そっちは、どうだ?」 「何もない、もぬけの殻だ」 「ちっ、またハズレか。行くぞお前ら!!」 街を統治していた貴族がいなくなり、街は、【人工知能鎧(マシンナーズ)】のナワバリとなった。 財産は、押収され、生存者は、さらわれた。 「お頭。只今、戻りました」 「ご苦労。【ベルゼ男爵】」 「それは、言わない約束ですよ。【リリス子爵】」 「【肩書き】は、とっくの昔に捨てた。今は、一人の女だ」 「【山賊の頭領】ですけどね」 「それで…奴らの動きは?」 「【A地区】を占領した後、【B地区】に、進軍。B地区が占領されるのも、時間の問題かと…」 「【鉄の塊】の分際で、人間を支配するとはな…。我々との兵力差は?」 「圧倒的に…我々が不利です」 「そうか…奴らよりも先に、生存者を見つけ出せ!!」 「了解です」 ベルゼが闇の中に消えた。
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