夜を駆ける
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研がない強がり 嘘で塗りかためた部屋 抜け出して 見上げた夜空 よじれた金網を いつものように 飛び越えて 硬い舗道を駆けていく 似てない僕らは 細い糸で繋がっている よくある 赤いやつじゃなく 落ち合った場所は 大きな木も騒めき やんで 二人の呼吸の音だけが 浸みていく 君と遊ぶ 誰もいない市街地 目と目が合うたび笑う 夜を駆けていく 今は撃たないで 遠くの灯りの方へ 駆けていく
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