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「まぁ、ありがちだよな。」
晃佑はゲームを
よくするわけではないが、
あまりにありがちな
設定なのですんなりと
飲み込めてはいた。
理解した様子を見た女性は
さらに続けた。
「先ほど後回しにしていた属性について詳しく説明しますね。
属性には種類があり、
火 水 雷 土 草 光 闇
などのお馴染みのものから、
虹 宙 機
などの一風変わったものまで
全10種類あります。
最初に申し上げた属性は
火は水に弱いなどの
強弱関係がありますが
最後の3つはどの属性にも
強くなく弱くない
特殊な属性になっています。
また、この三属性になることは
めったにありません。
ここまでで何か質問は?」
黙っていると
さらに説明を受けた。
「では、次は魔法と技についてです。
まぁ名前は違いますが、
ほとんど違いはありません。
レベルアップやイベントをきっかけに属性が覚えるのが魔法、職業が覚えるのが技です。技はMPの消費を必要とせずとても便利ですがなかなか覚えることはありません。」
「それなら魔法を使うことは無くなるんじゃないか?
技の方がお得だし…。」
嬉しそうにする女性。
この質問を待っていたのだろう。
「はい、ですが技は使うと
大きな身体疲労が伴います。
魔法も無いわけではありませんが
技の比ではないので
基本は魔法や打撃中心に戦っていくことになるでしょう。
技は必殺技ぐらいの感覚でいてください。」
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