01

5/5
前へ
/9ページ
次へ
「ごめん瑠華…」 「陸のバカぁー!!」 「泣くな」 陸は瑠華を優しく抱きしめて 耳元で囁く。 「や…ぁ////」 「淳紀じゃなくて俺にしとけよ。」 「陸、離してっ////」 「離さない。 俺が忘れさせてやるからっ!!」 陸の言葉を聞いて 私は初めて気付いたんだ。 幼なじみの陸は… 力強い男の人なんだって。 「そんな、陸の気持ちを利用するみたいなことでき…ふぁ////」 陸は瑠華の唇を自分の唇で塞ぐ。 「りくっ…////」 苦しい。息できない。 何度も角度を変えて息をする暇も与えないぐらいにキスされる。 「ねぇ…俺じゃダメ?」
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加