プロローグ

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ある時、2つの横笛があった。 1つは、『rainbow』 虹色の笛。 1つは、『sea』 深海のような深い青色の笛。 2つの笛は、特別だった。ほかの笛のようには吹くことが出来なかった。 2つの笛は、感情で吹くことができた。 感情を込めなければ、吹くことができなかった。 2つの笛は いつでもそばに…。 ある時、人は『うそ』をついた。 いつの日か、うそをつくことが、あたりまえとなってしまった時…。 2つの笛は無くなっていた。 1つの笛は、どこかへ消え、 1つの笛は、4つの笛になってしまっていた。 4つの笛の1つは、『sun』太陽のような金色。 4つの笛の1つは、『moon』月のような銀色。 4つの笛の1つは、『tree』樹皮のような銅の色。 4つの笛の1つは、『flower』草花のような模様。 ある時、だれかが旅に出た。 4つの笛を持って・・・。 その人は、少女。 2つの笛を戻し、うそが無くなるようにと思い、住みなれた町を出た。image=420297906.jpg
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